2016年3月25日金曜日

マレーシア ペナン島から行けるパヤ島シュノーケリング

ペナン島では基本、マリンスポーツはできません。
ペナン島は日本の淡路島ぐらいの大きさがあるのでどこも一様ではないけど、大雑把に言って横浜か神戸の海と似て、そうキレイではない。

横浜の近くに三浦海岸があるように、神戸の近くに須磨海水浴場があるように、ペナン島でもバトゥーフェリンギというリゾートホテル地帯に行けば海にはいれるけど、シュノーケリングやダイビングはやっていない。

でも今回のペナン旅行では、ペナン島から高速船に乗って行くパヤ島で、シュノーケリングしました。

H.I.S.の斡旋でそういうツアーがあり、シュノーケリングだけだと一人1万円程度、ダイビングでは1万4千円程度でパヤ島マリンスポーツに行くことができました。ただし基本英語のツアー。

送迎のマイクロバスで早朝にジョージタウンの桟橋に行きました。
そこで写真のようにシュノーケリングはピンク色、ダイビングは緑色のリストバンドを渡され、これを付けていればその日一日のツアーが保障されるID、という仕組み。

桟橋には大型の船も停泊していて、てっきりそれで出港するのかと思ったら・・・

乗ったのはこんなちっちゃい船


船内はそんなに狭くないけど、そう快適ではなかった。
この船は高速船のランカウィー島行きの船。
ランカウィー島はこの船だと3千円程度でペナン島から行けるみたい。
その途中のパヤ島で下船ということです。


高速船といっても時速30キロ程度しか出ていませんからパヤ島までは2時間もかかる。
パヤ島はペナンよりもランカウィー島に近いです。

到着したのはパヤ島の沖合50メートルぐらいのところに浮かんでいる人口の島みたいな物体の上。
こんな感じの、やや窮屈感のある、波で揺れている、そんな場所。
テーブルとイスがたくさんあり、各国の旅行者はそれぞれひとつづつ陣取っても十分な席数があったけど、私は長椅子にゆったり寝そべって・・・を期待していたから、これはちょっと期待ハズレ。


しかし海の透明度は良く、パヤ島の海岸まで泳いで行けましたから、遊んでいれば窮屈感はないです。

人口島から直接シュノーケリングができます。

足場の付近には上から見ると魚がいっぱい群がって泳いでいるのが見えます。


その魚の大群の中に入ってシュノーケリングするので、これは日本ではあまりできない楽しさだったような気がしました。


まさにお魚と一緒に泳いだ、そんな感じ。
不思議とうじゃうじゃいる魚の中でどんなに手足を動かしても魚に当たりません。

触ろうとしても触れません。
偶然運よくちょっと触ると、ビュンとスピード出して魚は行ってしまいます。

初心者のする体験ダイビングは人口島の脇でやっていましたが、ライセンスを持っている人がするファンダイビングはこのように小舟で少し離れた場所に行きました。

後で感想を聞いたら「沖縄の海の方がいい」でした。


しかし午後になって、晴れているのに波がすごく荒くなり、人口島では床の下からこんな具合に波が吹き上げてきました。
ちょうど食事していた外国人に下から噴水みたいにバシャッと大量の海水がかかり、まるで吉本喜劇の一場面みたい。
この日はこれ以降波が荒くなる予報が出たため、急遽レジャーは途中で中止。
帰りの船まで待つのも困難なため、停泊中の船でランカウィー島に一時避難しました。
そのためパヤ島から1時間船でランカウィー島に行き、そこから3時間船でペナン島まで引き返し、この日は6時間も大波に揺られる小舟の旅になりました。

船内は大きく揺れっ放し。
案の定船酔いする人続発。
船内では日本人もアメリカ人も中国人もミャンマー人も韓国人も、民族を超えて励まし合い、ゲロ袋を渡してあげるような、長い船旅でそんな連帯感が出てきました。

今回は妻の友人というお客さんと同行でしたので、夫婦だけでは「やめとこか・・」になるかもだったシュノーケリングツアーに思い切って参加したので、夫婦以外の他人という外力に頼らないとできない貴重な体験ができたと、喜んでいます。

できることなら、また行ってみたい。

2016年3月24日木曜日

ペナン島 B級グルメ講座 庶民編

マレーシア ペナン島はB級グルメの宝庫と呼ばれている。
屋台、フードコート、カジュアル過ぎるレストラン(というか「食堂」とか「メシ屋」言った方がふさわしい)などがそこかしこにある。

今回はその中でも値段の安い「庶民的」なB級グルメを分類して整理してみたい。

1.やや上位ランクのレストラン
大きな道やひと通りの多い道に面して建っている、あきらかに掘っ建て小屋ではない建造物で営業をしているレストラン(ここはレストランと言ってもいいと思う)。
たとえば・・・

ここはジョージタウンから西へバスで20分程度のところにあるタンジュンブンガのインド料理レストラン。

大規模掘っ建て小屋という感じもするけど、店内は広く、客席も多く、店員もたくさん働いている。
現地旅行会社のガイドに教えられた店。
そのガイドの人もときどき家族でここでディナーを楽しむらしい、庶民のたまの贅沢レストランという位置づけなんだろうと思う。

これはチキンカレー。
ペナン島には多くのインド系の方々が住んでいて、このようなインド料理はB級グルメの中でポピュラーなもの。


これはタンドリーチキンセット。
やはりカレーが付いていた。


ビールを注文して二人で1000円といったところ。

2.大衆食堂
ジョージタウンでは建物一階がドアの無い、歩道からいきなり店内みたいな造りをしている食堂が点在している。店内はやや煤けて、薄汚れた感じは否めないが、地元の方々はこのような食堂で食事を済ませているらしい。

このように「経済飯」と看板を掲げ、安く食事ができることを宣伝している。
あまりオシャレな感じは受けず、とにかくメシを安く食いたい場合向きだろう。

これはバトゥーフェリンギの大衆食堂。
観光地なので「エコノミーライス」と経済飯の看板をかかげていてもややオシャレ。


これもバトゥーフェリンギの大衆食堂。
このように客席の部分は掘っ建て小屋となっている。

店の見かけは掘っ建て小屋でも、ここのナシゴレン(焼き飯・チャーハン)は美味しかった!!

インディカ米を使ったパラパラの焼き飯で、これは胃袋が吸い込むように、体がそれを欲していたように食べられた。そかも100円ちょっとの値段。実にいい。

3.フードコート
屋台が集合している場所。
屋台付近にはこのようなテーブルがあり、自由に早い者勝ちで席を確保し、好きな料理を買い寄せてここで食べるという、日本のフードコートと構成は同じ。


ただ、初めてペナンに行くB級グルメを食べたい人は、ここの姿を眺めて「ちょーっとイメージ違うんだけどなぁ」と思ってしまうかもしれない。「あんまりキレイに見えないし・・・」というのが本音だろう。
それを誤魔化すなら、夜に行くと抵抗が少ない。
なぜなら夜のフードコートは昼の明るい時よりもキレイに見えて、客もたくさん居るから、なーんとなく安心感が漂うからだ。

しかし「もっと入り易いフードコートは無いの?」というときのお薦めは・・・
ニューワールドパーク

トリップアドバイザーのニューワールドパークのサイトで場所を確認できる
↓↓↓
トリップアドバイザーのニューワールドパークのサイト

ここはホント、場所もトイレもキレイでいいよ!
ただ、他のフードコートに比べてお値段やや高め、とは言っても安いけど。

4.屋台
屋台に巡り合うのは、ジョージタウンの路上と、夜市が開かれるところ。

ジョージタウンでは路地にこのような屋台が昼間から店を開き、
その横で立って食べるか、運よくそこにある椅子に座って食べるか。
麺とか、スイーツとか、お菓子の類のようなものが多く売られている。

下の写真はタンジュンブンガの夜市会場。
ここにもたくさんの屋台が立ち並ぶから、その場で買い食いできるし、ホテルに持って帰って部屋でビール飲みながら食べることもやった。
部屋に持って帰るなら、チキンの唐揚げがいいつまみになると思う。

この時はたまたま夕食を済ませて満腹状態だったので食べなかったが、
次回ここに来たときには、絶対下の写真の「移動鍋屋」で立ち食いしたい!

好きなものを選び、写真下に移っている釜の中でゆでて、好みの味付けしてその場で食う。
とても美味しそう!
これこそがB級グルメだと思う。

2016年3月23日水曜日

ジョージタウンのストリートアートは日進月歩しているから「探しに行く」気構えで

ペナンの世界遺産になっているジョージタウンにはストリートアートが数多くある。これはペナンでは有名になっている観光名所(複数形)。

ストリートアートはたくさんあるけど、有名な一部を除き、ガイドブックにも全容が網羅されていないから、自分で探し回る楽しみがある!です。
だから有名な壁画?を皮切りに、ジョージタウンの中を丹念にストリートアートを求めて探索するのが、ジョージタウンをエンジョイするに相応しいです。

1.有名なアートを観に行く
この絵はブルースリー。
猫が「参った!」してふっ飛ばされているような絵。
ガイドブックに載っていたからそれに従って見に行ったもの。この絵の手前には「コケコッコー」とか鳴き声が聞こえたので何かと思ったら、生きた鶏を食肉加工する工場があり、開いたドアから鶏の首をちょんちょん切り落としているところだった。


これは「自転車に乗った子ども」
超有名で、Tシャツにプリントされたものがあちこちで売られている。
有名だからここに来る人は大勢いて、このようにポーズ作って撮影しているから、なかなか自分好みの写真を撮ることが難しい。

これも代表的作品の「古いオートバイ」のところ。
この人達、延々と撮影している。

2.有名な絵の周辺を探してみる

これは有名じゃないかも知れない絵。ブルースリーの近くの壁にあったもの。

探し回って疲れたもんで、道に面したカフェでココナッツアイスを食べていたら、その店先にあった、かなり有名な作品の「椅子にのる少年」の絵。
目立たない場所にあるから、ここは撮影に独占することができた。

3.ストリートアートを探して歩いていそうな人を見つけてついていく

あとをついて行って発見した針金アート。
最近こういうのが増えてきたらしい。

これは大作だと思う。
芸術的発想力と技量に長けた人がこの作品を作ったのだろう。

ここにたどり着いたキッカケも、人の後をついて行ったから。

ストリートアートには、意味不明なものもあり、他の人が写真を撮影しているから「きっとコレもストリートアートなんだろう??」と思うようなものもあった。

なので、カメラ持ってあちこちのストリートアートを撮影している人を見かけたら、マークしてついて行くと面白いものが見つかりそう。

2016年3月21日月曜日

ペナン島旅行を制したいのなら、ラピッドペナンバスを制するといいデス!

マレーシアの主な都市には「ラピッドなんどか」という都市交通バスが運行されている。
ペナン島では「ラピッドペナン(rapid Penang)、クアラルンプールでは「ラピッドKL」というように。

バス車体の配色は、ロンドン地下鉄とそっくりのグッドな色彩。
この写真のような。

車輌は日本のバスとそっくり。スカニアというスウェーデンの自動車会社製。だから信頼できる品質のバス。

さらに、ペナン島に走る路線バス特有のメリットで、
路線が比較的シンプルだから、慣れやすい、勘でだいたいどこを走っているかが掴みやすいと言え、たとえばコムターの円筒形ビルが見えたらジョージタウン付近に近づいたな、とかなんとか、地図を見ながら乗ればなんとかなる公算が強いと・・・言えます。


慣れるにはバスの系統から「あの系統はどこを走るバス」を理解するのががミソ。ただこれもそう難しくはありません。

これはフェリー乗り場からコムターを経由して、ペナン島の西にある世界最小の国立公園方面まで行く101系統。フロントガラス下に101と書いてあるからスグ分かる。


またこれは201系統だから、内陸方面行きだとか、

これは「FREE SHUTTLE」と書いてある通称CATバス、ジョージタウンを周回する無料バスだとか、知れば乗るべきバスが分かり易い。


これらの基本情報はラピッドペナンの路線図から分かるけど、英語兼マレー語版しかサイトになく、文字が細かすぎて小型ディスプレイでは判読できないなど、使い勝手の課題はあるけど、これを無理して読んで、現地で覚えてラピッドペナンを乗りこなす意義は大きい。
↓↓↓
ラピッドペナンバスの路線図へのリンク(英語)


料金はバスに乗るときに行先を運転手に告げ、現金で支払う。
これが乗車券。
回収しないから乗車中だけ持っていればいい。
現在はこの写真の値段(2リンギット)より少し値上がり気味だけど、一回の一人分乗車賃はせいぜい数十円だから日本の半分以下の料金水準。今のところ(2016年)安い!


さらにペナンに一週間滞在してバスをたくさん使うなら、
海外旅行者専用のラピッドペナンパスポートを買うと便利。
30リンギット(千円もしない)で一週間乗り放題。ポケットバスマップもついている(アバウトだけど重宝)。

ラピッドペナンパスポートはフェリー乗り場(JETTY)もしくはコムターバスターミナル付近にある「小屋」みたいなインフォメーションセンターでパスポートを見せて購入できる。
写真はコムターバスタ―ミナルにあるインフォメーションセンターの小屋。
この写真のビル下がバスターミナルになっている。

大きなバスターミナルは・・・
1.フェリー乗り場
ここは路線図には「Weld Quay」とあるけど、バスの表示は「JETTY」となっている。発音はそのまんまジェティーだから、バスに乗って「アーユーゴーイングトゥージェティー?」なんて言えば行くか行かないかが分かる。
どこで目的のバスに乗ったらいいかが分からない場合、まず「JETTY」と表示ばあるバスでフェリー乗り場バスターミナルに行き、そこから改めて目的地行きのバスに乗ればいい。

ここがフォリー乗り場「ジェティー」

さまざまな行先のバスがここを起点としている場合が多い。(もちろん例外もあるけど)

2.コムター
コムターはジョージタウンに一本だけ煙突のように高い丸いビルが目立つ、それがコムター。そのすぐ横のビル下がコムターバスターミナルになっている。

ここは、ジェティーを出発したバスが途中で寄る大きなバス停の位置づけ。
だから目的地までの往路で乗るにはこの大きなバス停の集まり風バスターミナルから乗る。

帰り道(復路)では、このターミナルには寄らずに、近くの路上のバス停に停車するから「外をよく見て、上の写真にあるコムタービルが見え、すごく接近したら降りる」が、コムターを使いこなす技になる。

ラピッドペナンの難しいところは・・・
1.運行時刻が分からない
始発と最終を除き、時刻表が公開されていないから、バス停で待っているしかない。しかし主要路線は10分おきとか長くても30分間隔ぐらいで運行されているみたいだから、のんびり構えていればやがて来る。
問題は島の西側などフルーツパークなどを果敢にもバスで行く場合は慎重な調査が必要。
運転手に時刻を聞くとか、目的地のパークなどの事務所で聞くとか、ときとして乗客が手帳を取り出して教えてくれることもあった。ラピッドペナンの乗りこなしは奥が深いデス。

2.運転がけっこうスリルある
日本の穏やかな運転の路線バスに慣れた人にはレーシングカーに乗せられた感じがする。だからそれを「面白い!楽しい!」と思える人にはまた乗りたくなるバスである。が、そうでない日本人もいるかも。

3.バス停がよく分からん
バスを降りるときは問題ない。目的地に接近したら降車ボタンを押せば止まるのは日本とまったく同じ。だけど乗るとき、どこがバス停なのか分からん場所がけっこう多い。
ジョージタウンから離れるほど、そういう知る人ぞ知るバス停頻度が増える。
こればかりは「ははーん、あそこがバス停なんだ」とバスの動きを観察して知るしかなさそう。


ペナン空港からもラピッドペナンで一人100円程度で街まで出られる。
乗り場は空港を出たら左手方向を探すと、バスかバス停がみつかる。

空港からはタクシーか送迎車を使うもの、と決めつけないで、明るい時間帯ならバスを使えばすごく安上がり。

だけど深夜にホテルに到着した私達は「そんなことやめなさい!」と、ホテルに着いたら日本人ホテルスタッフに叱られた。
「こんな遅い時間に、何があるか分からないですよ」
「だいたい、こんな夜更けに路線バスに一時間も乗ってここに来た人は、あなたがたが初めてです」
なんて呆れられた。

今までペナンに3回旅行したが、他人から危ない思いをさせられたことは一度もない。スリや置き引きも無い。だけどアンラッキーにもそういう目に遭う人もいるらしく、一応暗くなってからの路線バスは遠慮した方がいいらしい。(だけどどうしてもそう危険には思えない、車内にはセキュリティーカメラもあって犯罪抑止力になていると思うけど)

そのとき空港から乗ったバスが最終の午後11時ぐらいに発車するヤツで、タンジュンブンガにあるホテルに着いたのが深夜の12時を過ぎていたから、ホテルの人はそう言ったのかもしれないが。

2016年3月20日日曜日

一度目はオプショナルツアーで行くことがいい理由とは

普段は個人旅行に徹し、現地でオプショナルツアーを選ばない私ですが、マレーシアのペナン島では積極的にオプショナルツアーを使っている。
その理由は・・・

1.今のところオプショナルツアーは、日本の値段感覚では「高くない」から
H.I.Sペナン支店が提供しているディナー付ペナンヒルツアーの値段は一人5600円程度。
日本語ガイド1名、ドライバー1名が専用ワゴン車貸し切り状態で、極楽寺経由でペナンヒルに行き、ケーブルカーで頂上に行き、レストランでスチームボートを食べ、夜景を楽しんで帰路につく小旅行。
午後4時半にホテルに迎えに来て、午後9時過ぎにホテルまで送ってくれるプログラム。

もしこの旅行を自力でやったら、きっと半額程度になると思われます。
なぜならバス代数百円、ケーブルカー千円程度、スチームボートは二千円程度ではないかと推測されるからです。

それでも差額は一人2千円ぐらい。
この値段で貸し切り車と、各所で解説してくれる日本語ガイド(H.I.S.ペナン支店勤務の人)が4時間ぐらい専属になるんだから、次回からは自力で行くとしても、初回は情報を知るにもオプショナルツアーを使う価値があるのではないでしょうか。

ちなみにH.I.S.ペナン支店(HOTEL JENの一階にある)では日本円でもマレーシアリンギットでも代金支払い可能でしたから、安くつくリンギットで払った。(ホテルで両替してでもリンギットで支払った方が安くついた)

2.なぜか?ペナンでのオプショナルツアーは毎回貸し切り状態
台湾では大型バスで数十人がまとまってツアーに行くタイプだったので嫌になりましたが、ペナンでは毎回身内だけの貸し切りツアーでした。
ペナンではそう大勢の日本人観光客がいないためでしょうか?
だから快適!。
自分達が、もう少しここに居たい、あそこを見てみたい、などという勝手が、ある程度は融通効きます(当然限度はあります)。それにガイドに聞いたり説明してもらったりする自由度は100%。一律解説を聞かなくて済みます。

ここは極楽寺
ちょうど春節の時期だったので、日本の寺院とは違う極彩色。
実にエキゾチック。

ガイドの人は中国系マレーシア人の方だったので仏教徒。
この寺では仏教に限らず他宗教の神も祭られているという、ガイドが居なけりゃ分からない話も聞きました。
多分仏教徒以外には理解できないだろう、ということも私とガイドの人とで意見が一致しました。


とにかく色彩にあふれています。日本で神社仏閣を観るのと別もの感覚。



場所は変わってペナンヒル
昔のケーブルカーでは一時間かかったようですが、今は数分で山麓から山頂まで行ってしまう。スイス製ハイテクケーブルカーが運行されている。

そのケーブルカーからの車窓風景を、山麓堰から山頂駅まで全部記録したYouTube動画が下。


動画でガイドによる日本語解説もところどころ聞こえるように、ケーブルカーの変遷や、ときどき停電があると歩いて降りるのがたいへんだとか、外国人料金は値段が高く設定してあるとか、知らないことが知れる。

日本人含有率は数%といったところ。
欧米人と中国人がメジャーな感じ。

このようなカードで乗車する。
カードは往復切符になていて、帰りのときにも必要だから捨てないこと。
記念に持って帰ることもできない。回収されて繰り返し使われる。

車内はけっこう混んでいた。

頂上駅付近。想像するよりキレイな場所。

ガイドに案内されたレストラン。
自力で来たら入らないだろう。簡単に入れる雰囲気ではない。

これがスチームボート。要するに鍋。
しかし真ん中に炭の火で加熱する、見た目もスチームボートを期待していたら、カセットコンロで炊くフツーの鍋だったのでちょっとガッカリ。風情が無い。
ただ味は美味しかった。

鍋の上の木にはこのようにヘビがいる。
一応毒蛇だけど、おとなしいから心配ないらしい。
食べている最中ずっとこうして上にいた。

ペナンヒルからの夜景は想像以上に美しかった。
バーがあったのでビールを飲んだ。
日本円で約600円した。これはかなり高いが、今のところ日本円に換算すると、そう目くじら立てる値段ではない。あと数年で1000円ぐらいになるだろう。

月光もまた美しい。
これで夜の8時頃。
ペナンヒルのケーブルカーは夜の9時過ぎまでは運行されているらしい。

山の上はけっこう涼しく、ペナンヒルに住む住人は、ペナンの他の地に住む人より寿命が長いらしい。これもガイドに聞かなきゃ分からなかった話。

これはヤモリ。

ペナンヒルには204系統のラピッドペナンのバス(市内をたくさん走っているのがラピッドペナンバス)で来れる。慣れたらこれで来ればバス代は往復でもジョージタウンから一人200円もかからないだろう。